【蠕動運動ポンプ】1台で高粘度流体を混ぜる運ぶ

人間の腸管は蠕動運動により食塊を運搬しています。また運動パターンを変化させることで 食塊を適度な柔らかさになるように混合しています。この蠕動運動ポンプは、独自開発の人工筋肉により腸管の蠕動運動の機能を再現(※)で、高粘度・固液混合体の混合・搬送を実現しています。応用分野として、土砂の搬送、粉体の搬送、ロケット用固体燃料生成装置を開発しています。
(※) 株式会社LIXIL(旧株式会社INAX)と中央大学との共同研究による特許技術に基づく
蠕動運動ポンプとは
蠕動運動とは人間の腸のように収縮・弛緩を繰り返しながら内容物を送り出す動きのことです。
蠕動運動ポンプロボットはパイプ全体が大腸のように動くことで内容物を「運ぶ」ことや、「混ぜる」ことができるこれまでにないロボットです。


3つの特徴
1.内容物に優しい
- 人の呼吸くらいの低圧動作
- 内容物に応じた運び方
- 加温・冷却機能
2.どこまでも運べる
- 垂直にどこまでも
- 固液問わず、なんでも対応
- 長距離搬送が得意

3.柔軟な運用
- レイアウト自由自在
- 安全な空気圧制御
- イージーメンテナンス
