ソラリスのコア技術
まるで生き物の筋肉。やわらかく・しなやかに動く、柔軟軽量な次世代アクチュエータ。
ソラリス型空気圧人工筋肉のしくみ
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高出力
従来の約4倍の収縮力
我々のコア技術である軸方向繊維強化型人工筋肉は、中央大学で開発され、空気圧で駆動し、生物の筋肉のように柔軟軽量で高出力。世界初の独自構造により、従来のMcKibben型空気圧人工筋肉の約4倍の収縮力を実現しました。出力拡大により、他のアクチュエータと比較しても、応用範囲が広がることが期待できます。
人工筋肉の形状(太さ:10mm, 厚さ:2mm, 長さ:180mm)を一致させた場合の圧力-収縮力特性ついての実験的な比較
※中央大学中村研究室HPより引用〈従来〉
マッキベン型人工筋肉マッキベン型人工筋肉はチューブを網目状のスリーブを覆った構造のため、チューブ膨張時、半径方向だけでなく軸方向にも膨張するため、力の分散が起きます。
〈SoLARIS〉
軸方向繊維強化型人工筋肉軸方向繊維強化型人工筋肉は、補強繊維の拘束により、軸方向への膨張を制限。その結果、半径方向に膨張した分だけ、軸方向に収縮し、その収縮力をアクチュエータの出力として利用します。
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軽量・省エネ
従来比20%の空気圧で駆動するから、
省エネ軸方向繊維強化型人工筋肉は同出力を発揮するために、従来のMcKibben型空気圧人工筋肉に比較して20%程度の空気圧で駆動するため、省エネ化に貢献するサスティナブルな次世代アクチュエータとしても期待されます。
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エア駆動による防爆・防水
電気やモーターなし
エア駆動だから活用範囲が広がる電気やモーターで稼働する既存のロボットの場合、使用シーンが限られますが、ソラリスのソフトロボットは、空気圧の人工筋肉を利用して開発されているため、防爆性に優れており、可燃性のある危険物の搬送などにも利用可能です。また水中での利用も可能です。
事例紹介
ソラリスの技術はこのように応用できます